インドネシアのバリ島から、伝統的でおしゃれなアタ（アトゥ）バッグをご紹介。

ルイヴィトンやエルメスなどの高級ブランドバッグの力を借りて自身を高めようとする気持ちはわからないではありませんが、本当におしゃれな人たちは本物を見極める目を持っていて、ブランドの力を借りなくても十分おしゃれを楽しんでおられます。

「バリ雑貨」の人気が沸騰した数年前から、特におしゃれに敏感な方々間でアタ（アトゥ）の籠バッグが注目されていました。

しかし、アタ（アトゥ）バッグにもピンからキリまであって、最上級の商品なら数十万円、最安値の「アタみたいなバッグ」なら千円ほどと、価格にも大きな開きがございます。

現地では「アタ」とは発音せず私には「アトゥ」と聞こえます。
この「アタ（アトゥ）」とは主にインドネシアで自生するシダ科の植物で、その茎の部分を裂いて編み込み、ハンドバッグや家庭用品などに加工されます。

一つの製品を編み上げるのに要する日数は概ね一週間以上。
そして、当初は肌色をしていたアタを丁寧に丁寧にひとつづつ天日に干して、その後、軽くいぶしてあの独特のアメ色に変化させます。
とても手間暇のかかる作業を経てようやく製品として世に出ます。

バリで主にアタ（アトゥ）バッグを製造しているのはトゥガナン村と呼ばれる農村。
残念なことに、今ではこの村全体が観光地化されてしまっていて、見学ツアー等もあるようですが、とは言え、アタ（アトゥ）バッグの生産者は今でもこの村に住む小規模な農家さん。
大規模な製造工場などは無く、一品一品、昔ながらの手作業で生産されています。

行ってきましたよ、トゥガナン村へ。

農家直営の販売所へ行くと、日本の老舗デパートのバイヤーさんの名刺がズラリ！。
以前のアタ（アトゥ）バッグブームの凄さを改めて再認識いたしました。

さて、ブームは一段落したとはいえ、本物志向の方々には相変わらずの人気を誇るアタ（アトゥ）バッグ。
内張りはバティックの巾着で、その絵柄もバリならではの物。
カゴバッグ部分も巾着部分も１００％手作りで１００％天然素材です。

今回は小さくてかわいいお手軽サイズの籠バッグを出品いたしました。
トゥガナン村の生産農家でサンプルとして購入してきたもので、間違いなく本物のアタ（アトゥ）バッグです。

なんとなく「籠バッグは夏の物」と言うイメージが固定されていますが、このバッグの巾着部分の布の色は重厚な大人の茶色。
案外、秋でも持てそうな気がします。

これから日本は寒い冬を迎えますが、クリスマスプレゼントにこんなおしゃれなバッグをもらえたらうれしいですよね。

長く使うほどその良さがわかるしっかりと作り込まれた本物のアタ（アトゥ）バッグ。
季節柄、お値打ちに提供させていただきます。

◆アタ（アトゥ）バッグならではの特性
１００％天然素材でできています。
アタ（アトゥ）はシダ科の植物でその茎の部分を裂いて編み込んであります。
継ぎ目の部分のアタが少し飛び出ている場合がありますが、それは不良品ではありません。
生産者さんにお伺いしたところ、どうしても気になる場合は、「爪切り」等で気になる部分を切り取ってしまえばよいとの事でした。
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◆配送
ヤマト運輸宅急便又はゆうパックの送料着払いにて発送させていただきます。
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◆運送途中での落下事故等につきまして
梱包の箱の四隅がつぶれているなど、明らかに運送途中での事故が想定される場合は、商品をお受け取り後、速やかに運送会社へご連絡ください。
運送途中での事故の補償につきましては、発送者側では手配できず、お受け取り者様からの手配となります。
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